祝朝奉(しゅくちょうほう)

祝家の当主で独竜岡の有力者。息子の一人を禁軍将軍にすることを切望する野心的な人物。その野心が祝家を官軍の駒として利用される結果をもたらした。

第7巻「烈火の章」

第5章 地賊の星

祝家荘の保正として、禁軍将校である次男・祝虎の将軍昇格を願い、青蓮寺主導の梁山泊殲滅作戦に全面協力する。独竜岡の守備について聞煥章と協議し、当初は三荘の武器不足を懸念するが、青蓮寺が運び込んだ大量の武具を見て安堵する。李家荘の李応の非協力的な態度を認めつつも、盟約の絆を信じて作戦を遂行しようとする。

第8巻「青龍の章」

第1章 天暴の星

祝家荘の保正であり、25年前に卑劣な手段で解珍の村を奪った宿敵である。解珍に対し、跪いて拝礼することを条件に荘への出入りを許すなど、権力を笠に着て他人を屈服させることに快感を覚える性格である。

第3章 天富の星

梁山泊との戦いに備え、解珍らに大量の獣肉を納品させる。許嫁の扈三娘が猪の格闘を見物する様子を愉しんだり、孫立の一族を屋敷に閉じ込めたりして、戦場での優位を確信している。

第4章 地悪の星

宿元景の敗北を聞いても、自荘の罠と防御に自信を深めて動じない。孫立に対する欒廷玉の疑念を「人を疑いすぎる」と一蹴し、酒宴に耽るなどの余裕を見せる。

第5章 地勇の星

祝家荘が陥落した際、三人の息子とともに李逵の板斧によって首を刎ねられる。その首は勝利を誇る李逵によって、鞠のように蹴り転がされるという悲惨な最期を遂げた。