史礼(しれい)

史進の父で史家村の保正。実直で温和な人格者で、息子の素質を見抜いて王進への弟子入りを懇願した。家族と村への深い愛情と責任感を持ちながら、北方謙三の水滸伝における人物の再生の物語を静かに支えた存在。

第1巻「曙光の章」

第2章 天孤の星

史家村の保正であり、史進の父親である。逃亡中の王進と彼の母を温かく迎え入れ、息子の史進を鍛え直してほしいと王進に切実に懇願した。村の指導者として、また親として息子の将来を深く案じていた。

第6章 天微の星

突然の病によって急逝した。息子の行く末を案じながらも、史進が心身ともに強い男へと成長した姿を見届け、満足してこの世を去った。彼の死が、史進に新たな生き方を模索させる一つの転換点となった。