金翠蓮(きんすいれん)

鄭敬に不当に拘束されていた娘。魯達との関わりで保州の腐敗した権力構造の被害者として描かれる。その解放が物語の正義を象徴する。

第7巻「烈火の章」

第4章 天勇の星

鄭敬に妾として買われ、屋敷に閉じ込められていたが、魯達の計略によって決闘場に連れ出される。魯達が鄭敬を打ち殺した後、混乱の中で宣賛に助け起こされ、関勝の馬に乗せられて救出される。養父の金潤から解放された後は、魯達の提案により、家族の温かさを知るために雄州の郝思文の家で保護されることになる。

第12巻「天地の章」

第2章 地傑の星

雄州の庵にて宣賛と穏やかな夫婦生活を送っており、夫から読み書きを教わっている。庵に立ち寄る武松や李逵らを家族のように迎え、得意の料理を振る舞うことで、戦いの中に身を置く男たちの心を癒している。

第5章 地隠の星

関勝が官軍を離脱する決断を下すのを予見した宣賛の指示により、郝思文の家族とともに先んじて梁山泊へ向かう旅支度を整える。主君に殉じようとする夫の覚悟を静かに受け入れ、自らの安全を確保するために雄州を後にした。