史文恭(しぶんきょう)

青蓮寺でかつて暗殺者として活動し現在は引退して静かに暮らしていた老人。いかなる集団にも怪しまれずに紛れ込む卓越した潜伏能力を持つ。李富からの要請を受け梁山泊幹部の暗殺を狙う任務に再び就く。

第11巻「天地の章」

第3章 地楽の星

元盗賊の老人に扮して平原に潜伏。解錠技術を披露することで劉唐の内応グループに信頼を勝ち取る。平原陥落後、晁蓋と直接面会し「国を盗もうとしている」と豪語するその眼光に強烈な個性を感じる。劉唐と楽和に酒席で査定され、晁蓋の従者まとめ役として梁山泊に迎え入れられる。

第12巻「天地の章」

第1章 地健の星

晁蓋の暗殺に成功した後、開封府の青蓮寺で李富に復命し、その功績の象徴として指を失った右手を晒した。隠棲生活から引きずり出されたことへの不満はなく、次は宋江や呉用、林冲といった梁山泊の主要人物を狙いたいという歪んだ情熱を語った。

第5章 地隠の星

小肥りの商人へと見事な変装を遂げ、北京大名府にいる李富のもとへ再び姿を現した。欠けた小指という特徴を消すために右腕の肘から先を自ら切り落とすという執念を見せ、梁山泊支配下の街に潜入して闇の金貸しや物資供給で内部から組織を腐らせる計略を提案した。