許定(きょてい)

官軍の武将。梁山泊討伐に参加し、体制側の実力者として戦いに臨む。

第5巻「玄武の章」

第3章 地会の星

南京応天府の将軍として李富に協力し、二竜山・桃花山を包囲する三万の軍の総指揮を執る。李富に対して軍人としての自負を示し、役人の報酬体系や国の構造に関する鋭い洞察を語り合いながら、払暁の総攻撃に備える。

第4章 地空の星

内応者と呼応して二竜山への総攻撃を仕掛け、門を破りかけるが、石秀の必死の防戦により突破口を失う。梁山泊本隊による奇襲を受け、一万の予備兵力が突き崩されると、軍の壊滅を避けるために冷静な判断で撤退を断行し、李富を連れて戦場を離脱する。

第9巻「嵐翠の章」

第1章 天空の星

南京応天府の将軍として一万の兵を任される。二竜山での敗戦を経験しているが、李富はその戦闘能力と敗北時の冷静さを高く評価している。

第4章 地走の星

李富と聞煥章が進める「新叛乱計画」の核心的な駒として選ばれる。官軍で冷遇されることで叛乱に追い込み、梁山泊と共食いさせるための首魁としての役割を期待される。

第5章 地暗の星

童貫からも、敗走中においても軍の統制を失わない見事な退き際を見せる優れた将軍であると認められている。